2008-01-01から1年間の記事一覧

窮しても取り乱さない

守屋(2008)は、論語の「君子固より窮す。小人窮すればここに濫す」を紹介し、易経にも触れている。 易経には「窮すれば変ず、変ずれば通ず」という言葉があり、物事がどん詰まりの状態に達すると、情勢に変化が起こり、変化が起これば、そこから新しい道が開…

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http://www.jniosh.go.jp/en/index.html http://www.jaish.gr.jp/eng/index.html

時間とは一種の宗教概念

私たちにとっての時間は、一種の宗教概念である。つまり、私たちが描いている「時間が存在する」という(ある意味当たり前に思える)確信は、特定の宗教を信じている人が、その宗教の神を信じているのと本質的には変わらないということである。時間が存在す…

景気サイクル投資法

鈴木(2008)はシクリカル(cyclical)セクターの株式を利用したサイクル投資法を提唱している。これは、過去の動きが何らかの形で繰り返されるというサイクル(循環)の思想に則ったものである。 鈴木によれば、一国の経済活動はその国の人間心理の集合体でもあ…

優れた戦いは「水」の如し

孫子によると、軍隊は常に水のように、敵陣の形状に対応して千変万化すべきだという。「それ兵の形は水に象る」。 また、戦略と戦術を実行するリーダーは、臨機応変に状況に対応し、水の流れを止めずにそのフローをマネジメントしなければならない。特に「地…

気量は器量に通ず

早島(2004)は、「あいつにはかなわないな」と、腹の底から思わせられるのは、その人がもっている「気量」が大きいためで、「気量」は「器量」に通じるものだと言う。早島は、その他にも「気」に関するさまざまな説を紹介している。 例えば、川でボートが転覆…

メガトレンド[時代の潮流]を読む

澤上(2009)は、長期投資家にとって、新しいメガトレンドをいち早く読み取ることが何よりも優先される作業だというが、メガトレンドは「10年から30年は続く大河のとうとうたる流れ」というイメージで捉えるものだという。そういった大きな流れに早い段階から…

自分の「気」を自由自在に操る

早島(2004)は、肌の合わない上司、一緒に仕事がやりにくい上司と「気」を合わす方法として、「一瞬自分の気を殺して、相手の気に同化させ、そして少しずつ自分の気を出しながら、今度はこちらの気に相手を同化させるようにする」というテクニックを説いてい…

水五訓

一、自ら活動して他を動かしむるは水なり一、障害にあい激しくその勢力を百倍し得るは水なり一、常に己の進路を求めて止まざるは水なり一、自ら潔うして他の汚れを洗い清濁併せ容るるは水なり一、洋々として大洋を充たし発しては蒸気となり雲となり雨となり …

就職試験関連

hrm

算数脳 http://d.hatena.ne.jp/sekiguchizemi/20070810 http://d.hatena.ne.jp/sekiguchizemi/20070731地頭 http://d.hatena.ne.jp/sekiguchizemi/20070209 http://d.hatena.ne.jp/sekiguchizemi/20070205コンピテンシー面接 http://d.hatena.ne.jp/sekiguch…

体育系学生人気

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新卒採用「体育会学生」欲しい 「精神力」「意欲」を評価 http://www.j-cast.com/2009/11/12053700.html 新卒の採用に明るい兆しが見えない。就職が決まっていない大学4年生は少なくない。こんなに厳しい中でも、体育会の部活動をしている学生は相変わらず有…

ファシリテーションとは

ob

https://www.faj.or.jp/modules/contents/index.php?content_id=23 ファシリテーション(facilitation)とは、「促進する」「容易にする」「円滑にする」「スムーズに運ばせる」というのが原意です。人々の活動が容易にできるよう支援し、うまくことが運ぶよ…

飛び立つ浮揚力

竹中(2008)は、自身がバッシングされているときに谷村新司さんから贈ってもらった「鳥は向かい風の中、飛び立つ」という言葉を紹介している。向かい風によって浮揚力がついて、高く上空に上がるということである。人間の成長もこれと同じで、追い風に乗って…

シンプル文章術

阿部(2009)による「文章力の基本」のうち、シンプル文章術に通じるものを有用なものをいくつか紹介する。シンプル文章術は「良い文章=明快な文章」を書くためのもの。ポイントは「言いたいことが明確」で「頭を使わなくてもスラスラと分かる」もので「簡潔…

世の中は常ならず

堀江(2005)は、「生々流転で諸行無常。万物は常ならず」というのが現実の世界だという。「無常」は世の中の真理であるが、ともするとわれわれはそのことを忘れてしまうという。それが油断にもつながる。そして、作詞家の秋元康氏について、時代を見る眼を持…

波乗りの戦略思想

堀内(2009)は、偶然を活かすキャリアという文脈で、田坂広志の、波乗りの戦略思想の一節を引用し、紹介している。 「波乗り」の戦略思想とは、「偶然」というものを積極的に利用しつつ、あくまでも自らの「意志」の求める方向に向かっていくという戦略思考の…

うねりを見据えてキャリア・サーフィン

本田(2009)は、キャリア・ドリフトの考え方を知って「キャリアはサーフィンと同じだ」という感想を持ったという。サーフィンといえば多くの人は波に乗っている姿を思い浮かべるだろうが、実はサーフィンとは、ほとんどの時間を「波待ち」に費やすスポーツな…

行不由径(こうふゆけい)

武田(2007)は著書の中でいくつかの故事成語を紹介している。例えば、行不由径(こうふゆけい)「行くにこみちによらず」。孔子の言葉で、安易な近道を選ばず王道を歩めということだ。道を行くなら小道を通らない。堂々と表通りの大道を歩む人生。 淮南子の言…

職場のコミュニケーション

ob

http://www.h2.dion.ne.jp/~ppnet/prod064000.htm http://e-doc.no-ip.com/archives/469 http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0901/23/news082.html http://www.hitachi.co.jp/csr/diversity/lifeworkbalance/case03.html

MBTI

ob

http://www2.plala.or.jp/lifeplan/mbti2.htm

運は人脈が持ってくる

佐倉(2009)によると、組織の中で出世する3つの要素は、職業能力に加え、運と人脈である。ビジネスの正否を決めるのは「運」が半分であり、巡り合わせこそ、ビジネスの本質だと言う。しかもその「運」は「人脈」が運んでくれるものだと言う。 また、「ツキ、…

研究論文のポイント

要約を含め、できるだけ最初のほうで、結論がわかること。 学術的・実践的見地から「そうだったのか!」「なるほど!」という感動を与えるものであること。 実践的には、論文の結論が、具体的なアクションに役に立つこと。 論文の残りの部分は、導き出される…

人的資源マネジメント

hrm

日本の雇用制度の特徴 経営環境とその変化 人的資源としての従業員 人的資源の調達 企業内人員配置 人材育成とキャリアデザイン 生産性・業績・人事評価 給与システム 企業福祉と退職給与 従業員関係マネジメント 仕事と生活の調和 国際化と人的資源

「見えないものを見ること」

石原(2006)は、若林幹夫の「想像としての現実」という文章を紹介している。若林によれば、現代の「地図」は、地球表面上の「現実(リアリティ)」を切り取って縮図にしたようなものであるという認識だが、中世ヨーロッパや日本では江戸時代までの地図には、…

段取りが良いと流れがよくなる

齋藤(2003)によれば、段取りがいいと流れが良くなる。よってサービスの段取りがよくて流れがよければ顧客は快適に過ごせる。 齋藤は、段取り力には場をつくる力が必要だという。場をつくる力とは、全体を大づかみにして押さえるべきところは押さえておくが、…

引寄せの法則のポイント

所謂「引寄せの法則」とは同値ではないかもしれないが「自分は運が良い、ツイている」と思っている人が実際に運が良く、ツキがある、というものがある。もちろん、幸運もツキも、偶然の要素が絡んでいる。よって、幸運や不運は起こるかもしれないし、起こら…

doi.wiley.com/10.1111/j.1744-6570.2001.tb00088.x

シンクロニシティの連続としての人生

本田(2006)は、シンクロニシティを「人生で起こる不思議な偶然」と説明し、人生はシンクロニシティの連続であるという。昔の友人とばったり会う、友人に誘われたパーティで出会った人と結婚してしまう、など。そして、多くの成功者が、「不思議な偶然」に導…

自然の流れを読む

「宇宙航空MBAブログ」より引用 http://blog.goo.ne.jp/aerospacemba/e/42fffc7498f3c0f474ae0dbd898b91c4 僕が感じた2つ目のポイントは「自然の流れを読む」ということ。未来を読むと言っていいかもしれない。ここで言う「自然」とは航海に影響を与える…

潮の流れを読み、周期を見極める

本田(2006)では、「成功するために必要なのは、流れを読む力だ」という箇所がある。物事の奥深くを見通す力だともいう。ボートでいえば、潮の流れを読み、風を読み、自分の行きたいところに行く。潮の流れを読む力とは、社会の流れがどうなるのか、お金の流…