自分の「気」を自由自在に操る

早島(2004)は、肌の合わない上司、一緒に仕事がやりにくい上司と「気」を合わす方法として、「一瞬自分の気を殺して、相手の気に同化させ、そして少しずつ自分の気を出しながら、今度はこちらの気に相手を同化させるようにする」というテクニックを説いている。忍者は「気」を殺して「無」になるのだが、同様に、自分の気を「無」にして、相手の気に入っていくのがコツだという。


もともとの気の異なるために「気が合わない」状態であっても、一旦、相手の気に自分の気を同化させることにより、お互いの気を融合させていくことができるのだと早島は言う。