2013-01-01から1年間の記事一覧
クリティカル・シンキングは、日本語でいうと「批判思考」である。ビジネススクールでも、必須科目の1つとしてクリティカル・シンキングを学習する科目があるところもある。それだけ重要かつ有用な思考法であるといってよい。では、そもそもクリティカル・…
冪乗則 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%AA%E4%B9%97%E5%89%87 パレート分布 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88%E5%88%86%E5%B8%83 複雑ネットワークとスケールフリー http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A4%87%E9%9B%…
いわゆる論文のほとんどは、主張型文章である。吉岡(2013)は、主張型文章は、問題に対する解決(=意見文)だという。意見文であるからには、読む人に「なるほど」と納得してもらう必要があるという。吉岡は、主張型文章の基本構造は、「問題+解決+根拠」…
イノベーションの実践書『ビジネスモデル・ジェネレーション』を、訳者 小山龍介氏が徹底解説! http://enterprisezine.jp/bizgene/detail/4117 ビジネスモデル・キャンバスの力点は「価値がどのようにつくられるか」と「顧客に届く事」の二つといえます。こ…
叢ら(2013)は、中国の春秋・戦国時代という弱肉強食の世で智慧が何よりも求められた時代にあって、政治や法律、兵法などの競争の思想とは相反して、自然に注目し、無為を主張する思想として道家思想が生まれたと解説する。 道家思想の根幹をなす概念は文字通…
ビジネスモデル・ジェネレーションとは? http://www.asakatsu21.com/BusinessModelGeneration.html Business Model Generation http://www.alexosterwalder.com/books.html
スーパーと地元商店街との確執 大型店と小型店との共存共栄の模索 アメリカにてセブンイレブンの発見 サウスランド社との提携と失敗 日本におけるコンビニの1からのつくり込み 豊洲1号店とドミナント出店 小口配送の壁と共同配送の実現 お弁当、おにぎりの…
宅急便が創造されたポイント 大和運輸は、企業を相手にした商業貨物輸送を続けていたのでは勝ち目がなかった。起死回生の手段が必須であった 牛丼店から業態絞込みのヒントを得る 家庭から家庭への配送をどの運送会社もやっていない。ライバルは郵便小包や国…
木川(2013)は、ヤマト運輸の成長を支える、次のような好循環のサイクルを紹介している。 オンリーワンの商品を生み出す ライバルの参入を受け入れ、競争環境を生み出す 拡大する市場の中で圧倒的なナンバーワンになる 最終的にデファクトスタンダード(事実…
三人の石切り工の昔話がある。彼らは何をしているのかと聞かれたとき、第一の男は、「これで暮らしを立てているのさ」と答えた。第二の男は、つちで打つ手を休めず、「国中でいちばん上手な石切りの仕事をしているのさ」と答えた。第三の男は、その目を輝か…
「成功へのヒント」より 本田は創立当時から「世界一になる」と宣言していた。 「今の技術的な隘路を打開すれば、オートバイは爆発的に売れるようになる。そうすれば次のエンジンはおれが開発するから、うまく回転していけば、世界一なんてすぐだ」 と朝礼の…
原田(2013)は、グローバルなビジネスの現場で最大の収益を上げていくために何よりも必要なのは、グローバル・マクロ(国際的な資金循環)の中で「風」を感じ取る能力であるともいう。海外ビジネスを展開する場合、マネーが湧き出ているところをピンポイント…
ビジネスや経営の世界でも「ストーリー(物語)」を活用することについての効用への注目が高まっている。では、「ストーリー」もしくは「ストーリーテリング」がいかなる形で効果をもたらしうるのであろうか。中原・長岡(2009)は、ストーリーの効用を理解す…
経営学研究者は、文字通り経営学の研究をすることが仕事であるが、具体的にどのような研究をすることが求められるのであろうか。 現実の企業経営で起こっているそれぞれの問題は、一回性かつ固有の問題であり、どれ一つとして同じ問題は存在しないといっても…
蔵本(2007)は、現代科学はこれまでもっぱら「命をもたないもの」を対象とし、それを扱うのにもっともふさわしい強力な方法を開発してきたという。その方法はものごとをいったんばらばらな構成要素に分解することで理解が得られるようにするというものである…
経営学にとっての統計学とは 限られたデータ(サンプル)から、確率的な考え方を用いて、可能な限り正しい結論を導き出す技術(ロジック)。 少ない費用で正しい判断、結論を導き出すことができる → 利益に直結 間違った推論、判断、意思決定を発見すること…
布施(2012)は、絵画でもっとも重要であり、絵画に欠かせないのが「構図」だという。例えば、ピカソは子供のように描いたが、子供はピカソのようには描けない。その決定的な違いが「構図」である。布施は、構図に美の秘密が隠されているという。ではいったい…
山口(2013)は、ビジネスとして儲ける工夫にはパターンがあり、プロフィットモデルとして使えるパターンが多くのビジネスで共通して見られるという。そして、このプロフィットモデルは5つの面から考えるのだという。その5つとは以下のものである。 顧客(個…
若林(2012)は、一般的に経済の動き、相場の動きはホリゾンタル(水平)とバーティカル(垂直)の組み合わせだと主張する。例えば、その1例として、テクニカル分析の用語でもある「アイランド・リバース」という言葉を紹介している。これは、相場がある日、…