2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

哲学・倫理の書として読む「易経」

松枝・竹内(1996)によれば、易経(周易)は、最初は運勢を判断する言葉を集めただけのものであったが、後になって言葉の注釈や周易全体を統一的に解釈するための理論が展開され、次第に哲学書としての体裁を整えるようになった。これらの注釈や易理論を編纂…