所謂「引寄せの法則」とは同値ではないかもしれないが「自分は運が良い、ツイている」と思っている人が実際に運が良く、ツキがある、というものがある。もちろん、幸運もツキも、偶然の要素が絡んでいる。よって、幸運や不運は起こるかもしれないし、起こらないかもしれない。ただし、次のことは言えそうだ。
「自分は運が良い、ツイている」と思っている人は、日々の思考や行動がポジティブであり、まさに、幸運を拾いに行こうという態度で行動しているということである。そうすると当然、絶対ではなくても、幸運やツキの訪れる確率を高めているといえる。逆に「自分は運が悪い、ツキがない」と考えていれば、態度や行動も縮んでいくため、不運を拾いにいくような行動をしているだろう。だから、不運が起こる確率が高めているのだろう。
つまり、運が良い、ツイていると思っている人は、実るかどうかは別として、幸運の種を撒いている。よって、そうでない人に比べて、そのうちどれかが実って自分に戻ってくる確率が高まる。もちろん、その人に不運が訪れる確率がゼロでないことは間違いがない。あくまで確率論なのである。
