cgov

企業倫理

http://www.obirin.ac.jp/pdf/gs_master2005/20441129.pdf 現在は利益至上主義の時代ではないと言われる。企業の社会的責任とは、利益を上げることがもちろん、その利益を上げる際に、製品の安全性、コンプライアンス、社会貢献、人事制度など幅広い問題を配…

戦後ビジネスモデルの特徴

http://www.nistep.go.jp/achiev/ftx/jpn/pol003j/html/pol01.html 製造業を主体とした戦後のビジネスモデルは、ソニー、ホンダ、京セラ等のベンチャー企業から大企業に急成長した企業を含め、大企業による企業系列を中心とした縦形のクローズドな企業形態で…

垂直統合

http://www.jcipo.org/shiryou/seizougyo.html 従来の日本の製造業の特徴である、同一グループや同一地域内で展開された、「垂直統合モデル」を考えてみましょう。 日本の製造業の特徴は、製造メーカー(特に最終消費財メーカー)は、従来、品質の安定性に不…

水平分業

「今こそ水平分業より垂直統合を」---NECエレクトロニクスの戸坂社長 http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000047674,20061328,00.htm IDM(Integrated Device Manufacturer)モデルとは、半導体の設計から製造まで全てを自社で行うビジネスモデルのこ…

IT革命以前のビジネスモデル

生産設備(工場など)を中心とする大量生産 規模の経済、範囲の経済の追究→コスト優位性 垂直統合(川上から川下まで) 中央集権的なイノベーション、商品開発 長期雇用で働く企業特殊的能力と忠誠心を持った従業員(組織内のコーディネーションの効率化) …

ネットワークの経済性

http://www.japanpost.jp/pri/reserch/r-book/finance/1996/r-book-003.html ネットワークに参加する主体が多く、相互交流の度合いが多いほど、また参加者の専門性が高くなるほど、ネットワークに参加することによるメリットが大きくなることをいう。参加者…

デザインルール

http://www.rieti.go.jp/it/column_index.html 「モジュール化パワー」は、20世紀後半に現れ、指数関数的に世界経済に浸透している新たな産業アーキテクチャの推進力(Force)である。90年代にその威力に気付いた諸国は、ハイテクの最先端で生じる技術オプショ…

バリュープロポジション

http://premium.nikkeibp.co.jp/retail/column/ksa/05/ バリュープロポジション=「ターゲットとなる顧客に対して、どのような付加価値を提供していくか」顧客価値提供パターン デジタル・ビジネスデザイン戦略―最強の「バリュー・プロポジション」実現のた…

水平分業

オープンソースに関する仮説 http://japan.cnet.com/column/suematsu/story/0,2000048844,20061437,00.htm 世界中に分散した無数のモジュールが、何らかのプラットフォーム上で的確に機能しているとすれば、開発が迅速であるばかりか、競争原理によりベスト…

オープンイノベーション

http://www.outlogic.co.jp/modules/xwords/entry.php?entryID=6 http://www.outlogic.co.jp/modules/news/article.php?storyid=143 「企業が内部だけでなく外部のアイデアをも活用し、それを市場投入する際にも内部と外部の両者を見据えて選択をする、とい…

ビジネスモデルの変遷

IT 産業における新ビジネスモデル http://www.mri.co.jp/REPORT/JOURNAL/2004/jm04063003.pdf 日本のコンピュータ・家電産業 マルチサイド・ソフトウェア・プラットフォームの可能性 http://www.rieti.go.jp/jp/papers/journal/0506/rr01.html 各産業共通の…

会社はこれからどうなるのか

http://www.1101.com/kaisha/index.html 『会社はこれからどうなるのか』(岩井克人/平凡社) これは、いま読むべき、とても重要な本だと思います。 経済学のプロ中のプロが持っている重要な知識を、 1冊で「素人の知識」として受け取ることができるから。…

an article in JM

Yoshikawa, Toru Phan, Phillip H., David, Parthiban, The Impact of Ownership Structure on Wage Intensity in Japanese Corporations. Journal of Management 31 (2) 278-300 We studies the effect of ownership structure on human capital investment…

委員会設置会社

http://www.blwisdom.com/bizword/iin/ 委員会等設置会社は、2002年5月の商法改正によって、2003年4月から施行された新しい経営形態を実現する制度です。この制度は、資本金5億円以上の大企業または大会社が、商法の委員会等設置会社に関する特例の適用を受…

Annual Review of Soc.

Annual Review of Sociology Vol. 31: 143-162 (Volume publication date August 2005) (doi:10.1146/annurev.soc.31.041304.122249) First published online as a Review in Advance on March 11, 2005 NEW DIRECTIONS IN CORPORATE GOVERNANCE Gerald F. D…

会計基準とコーポレートガバナンス

NIKKEI NET 特集 http://www.nikkei.co.jp/ps/apeos/

企業統治関係の協会

jcgf 日本取締役協会 http://www.shagai-net.jp/

敵対的企業買収の試みと経営戦略

敵対的買収は、対象企業にとっては「目覚まし時計」の役割を果たす場合がある。つまり、仮に慢心的な経営に陥っていたときに、経営効率が悪いというメッセージを外部から発せられたようなものである。企業の統治機構が機能している場合、この目覚まし時計を…

ソニーの経営陣刷新と企業統治

同社が03年に委員会等設置会社に移行したことから、社外取締役が経営刷新を主導したのではとの指摘に対し、出井氏は「わたしと安藤氏で考え、みんなで議論して決めた。会社はOBや委員会が経営するものではなく、24時間会社のことを考えている経営者と…

協同とコントロールの強化サイクル

協同型統治をとっている企業も、コントロール型統治をとっている企業も、高業績期には戦略的固執を強め、低業績期には業績下降を加速させる強化サイクルを経験するが、それを生み出すメカニズムが異なっている。(高業績期)協同的アプローチ→業績の向上→チ…

ガバナンスとリスク

一般的に、所有者側は、リスク中立的(分散投資が可能)であるが、経営者側はリスク回避的(一箇所に所属)である→経営者が機会主義行動に出る可能性

コーポレートガバナンスの比較制度分析

資本(広義の資本)がコーポレートガバナンスに影響する命題 財産権 財産権保護に関して大株主を優遇する制度の国では、資本は企業に対して戦略的関心*1を追求し、コミットメントによるコントロール*2を志向する。 財産権保護に関して少数株主を優遇する制度…

エージェンシー理論とスチュワードシップ理論

エージェンシー理論 所有と経営の分離によって、企業を所有しない専門経営者が経営を行なうようになると、エージェンシー問題が浮上する。エージェンシー理論によると、依頼人−代理人の関係では、代理人が自己利益の追求に動いたさいに、依頼人の利益を損ね…

Network Governance

日本の産業構造の特徴 所有と経営の分離 複雑な企業間関係(企業集団、系列など) 企業間関係が、企業行動を共同で、あるいは相互に監視しあう役割を果たしている 企業間関係が、共通の目標をシェアし、リスクを分散する役割を果たしている 日本の経営者は、…

ガバナンス論への理論的接近

コーポレートガバナンスを理解するのに、さまざまな理論からのアプローチがある。どの理論をもとに眺めるかによって理解の仕方が異なるが、複眼的に見ていくことが必要だろう。 エージェンシー理論(ガバナンス論では最も支配的な視点) プリンシパル(依頼…

ガバナンスにおける経営者のコントロール

取締役会などの制度的機構を使った経営者に対する直接的コントロール 経営者への報酬契約を使った間接的コントロール テイクオーバーによる経営者の置き換え 機関投資家(アクティビスト)のモニタリングによる経営への介入 従来型日本的ガバナンス 株式持合…

コーポレートガバナンス図式

コーポレートガバナンス論の周辺領域

トップマネジメントチーム(チーム構成、メンバー間の関係、ダイナミクス、離脱、パワーバランス、メンバーのバックグラウンド、多様性、トップマネジメントチームと戦略的変革など) 経営者報酬、役員報酬 取締役の役割 CEOサクセッション、CEOの在任期間 …

ソニーとトヨタのガバナンス構造

参考文献日本企業のコーポレートガバナンス―「統治」による企業価値の創造を目指して作者: 寺本義也,坂井種次,篠田達,金元沢出版社/メーカー: 生産性出版発売日: 2002/11メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (1件) を見るソニーとトヨタは、…

コーポレートガバナンスの本質論

国によって、法規制や慣習などが異なることにより、形式上の統治構造や、さまざまな制約条件はあるものの、業界の特徴や事業、企業の理念や目的、戦略、もしくはグローバリゼーションのステージなどと対応した、適切なガバナンスの構造およびプロセスという…