ソニーの経営陣刷新と企業統治

同社が03年に委員会等設置会社に移行したことから、社外取締役が経営刷新を主導したのではとの指摘に対し、出井氏は「わたしと安藤氏で考え、みんなで議論して決めた。会社はOBや委員会が経営するものではなく、24時間会社のことを考えている経営者と社員でできている」と述べた。 (03/07 22:37)
http://www.asahi.com/business/update/0307/113.html

今回の人事を決定した経緯については「私と安藤社長で考え、皆で議論して決めた。経営は指名委員会がしているのではない。誤解のないようにして欲しい」と説明した。
http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT3L0705M%2007032005&g=MH&d=20050307

アメリカ型の企業統治体制をいち早く取り入れてきたソニーでも、出井会長のコメントから、会社は社員のもの(および社員から内部昇進した経営者のもの)という思想が現れている。