人事制度構築のタイプ

後づけとしての人事制度構築(人材マネジメント先行型)

ベンチャー企業など、小規模で精緻な人事制度が存在していないときから、実質的な人材マネジメントが行なわれている。企業規模の拡大に伴い、その実質的人材マネジメントに沿った内容のものを仕組みとして制度化する。


企業変革などにおいて、人材マネジメントが実質的に変化、それをより明確にするため、また、実質的に変化した人材マネジメントと、旧い人事制度とのギャップを解消するために、実質的に変化した新しい人材マネジメントに沿ったかたちで人事制度が改正される。新しい制度の導入、古い制度の撤廃。

起爆剤としての人事制度構築

企業変革を促すため、半ばショック療法的に人事制度の全体もしくは一部を変更する、アナウンス効果をも狙う。


従業員のモチベーションをアップするために、従業員が喜ぶような人事制度の全体もしくは一部変更を実施する。