人材マネジメントと人事制度

人材マネジメントとは

トップマネジメントおよびマネージャーが、人材を通じて業績を高める
人材調達、社会化、適材適所の意思決定、育成・評価、報酬など。

人事制度とは

企業の人事部門が、人材マネジメントを規則化・制度化し、それを導入、運用、監視・保守する。
調達、昇進昇格、賃金、査定、教育訓練など。

人事制度の変革

業績を高めると思われる新しい制度(規則、仕組み)を導入する
業績を阻害していると思われる制度(規則、仕組み)を撤廃する


打ち上げ花火型=人事制度の変革にカンフル剤効果を期待する
制度発表、導入のタイミング

人事制度と可視化

人事制度は、実質的な人材マネジメントもしくは変化させたい理想形を、制度というかたちで可視化しようとする試みである。可視化するということはメリットとデメリットの両方を持つ。メリットとしては、企業の思惑が明確になるということである。デメリットとしては、実質的には曖昧でわりきれない部分(さじ加減的な部分)までも、無理に文章その他で表す必要がある。そこで不毛な議論が起こったり、実質と会わない単なる作文になったりする。

一般的に使われる「人事」

だれが社長になるか、誰が取締役に昇任するか、誰が昇進するか、誰がどこに異動になるか
給料は上がったか、下がったか
誰を採用するか