2009年度・特殊講義[人材マネジメント](阪大学部)講義ページ

お知らせ

残り3回の講義日程は以下のとおりです。

  • 1/12:9章(企業福祉と退職給与)、10章(従業員関係マネジメント)
  • 1/19:11章(ワークライフバランス)(ゲストレクチャー中心)
  • 1/26:第2回アンケート調査および12章(国際化と人的資源)

12月22日のアンケート調査に回答できなかった方で、回答してもらえる方は、イ号館3階(教務のある場所)の奥にある経営系準備室(担当、玉井さん)にてアンケート用紙と回答票を受け取り、回答後、同じ階にある教員用メールボックスに投函してください
アンケート調査のお知らせ。12月22日および1月26日にアンケート調査を実施します。ご協力お願いします。
11月10日の講義のみ、先約の関係で、となりの4番教室で講義を行います。この日のみの変更で、翌週からもとの3番教室に戻ります(11/3)。
たびたびすみません。教室が再度変更になりました:法経講義棟2階 3番講義室(10/18)

講義の目的

就職活動を控えた人、あるいは企業や非営利組織への入社が決まっている人にとっては、企業がどのような採用活動をし、どのような人事(教育、評価、給与や昇進の決定)を行っているのかについて大きな関心を持っていることでしょう。これは、学生の視点(外から、企業の中に入っていこうとする人々)から見た、人材マネジメントへの関心だといえます。それに対して、企業は、経営の視点から、どうすれば自社にとってもっとも必要な(優秀な)人材を獲得できるのか、どうすれば、自社にいる従業員のやる気や能力を高め、本人たちが持っているポテンシャルを最大限に生かすことができるのかに多大な関心を持っています。すなわち、みなさん1人1人は、よりよい職業人生(キャリア)および仕事も生活も含めた人生全般を送りたいという視点で行動するのに対し、企業は、利益を高め、社会貢献を果たし、ますます発展していきたいという視点で行動しています。企業が行う人材マネジメントにおいては、この両方の視点がともに満たされることが企業も人も幸福にすることにつながると考えられるわけです。


本講義では、企業が、経営の視点から、どのように人材の採用や、給与決定、人事評価、教育訓練、昇進昇格、労使関係などを考えているのかを学ぶことによって、皆さん自信が、自分にとって望ましい業界や企業を就職先として選び、有意義なキャリアを築いていくかについてのヒントを得られるようにします。現在のビジネス環境はどんどんと変化しています。そういう意味で、皆さんにとって、将来は単なる過去の延長線上ではありません。したがって、企業の人材マネジメントの現状を学びつつも、これから世界はどう変わっていくのか、その中で企業の人材マネジメントもどう変化していくのだろうか、そして皆さんはそれに対応してどのようなキャリアプランを立てていくのかについても、有用な情報を提供していきたいと考えています。

講義日程(暫定版・変更の可能性あり)

1. (10/6) イントロダクション
2. (10/13) 日本の雇用制度の特徴(1章)
3. (10/20) 経営環境とその変化(2章)
4. (10/27) 人的資源としての従業員(3章)
5. (11/10) 人的資源の調達(4章)
6. (11/17) 企業内人員配置(5章)
7. (11/24) 人材育成とキャリア・デザイン(6章)
8. (12/1) 生産性・業績・人事評価(7章)
9. (12/8) 給与システム(8章)
10. (12/15) 企業福祉と退職給与(9章)
11. (12/22) 従業員関係マネジメント(10章)[アンケート調査1]
12. (1/12) 仕事と生活の調査(11章)
13. (1/19) 国際化と人的資源(12章)
14. (1/26) スペシャル・トピックス [アンケート調査2]