運をつかむ法則

自分を取り巻くものすべてをひっくるめて、環境と呼びます。森羅万象といってもいいでしょう。・・・そららを流れとして「連続した動き」という視点から見るとき、これを「運」というのです。私たちを支えるもろもろのエネルギーの流れということもできるでしょう。


流れは自分自身を運びます。・・・いわば、環境という流れに運ばれながら生きているわけです。そして、流れは自分に対してさまざまなものを運んできます。日々私たちの身に起きる出来事、出会う人やモノは、環境の流れによって私たちのところに運ばれてくるということです。
(高島 2006:26)

「運が良い」とか「運が悪い」とよく言いますが、それは良い運と悪い運があるということで(はありません。環境の流れそのものが良いとか悪いとかいうことじゃないんです。・・・つまり、「運自体に良い・悪いはない。あるのは運の乗り方の適切、不適切だ」ということです。
(高島 2006:31-21)


満足のいく航海をしたければ、・・・川と船を分離するのではなく、むしろ船を川に調和させるという視点を持つことです。松下幸之助さんの言葉を再び借りれば、「宇宙大自然に逆らわず、むしろ宇宙や大自然にとけ込んで、これに一体になり切る」ことが成功の秘訣なんです。・・・流れとの調和を意識して、適切に舵を取ることでうまく運に乗ることができるようになります。
(高島 2006:33-34)