気の思想

東洋思想の特徴

体を使った訓練が必ずその思想の裏づけとなっている。
体を使った訓練によって精神を鍛え、そのなかからつかみ取った真理を言葉に表現している。
(矢山 1993:3)

風水の定義

風水とは、目に見えざる「気」の動きを可視的な地上の現象(風や水など)によって判断し、人間生活に「気」のもたらす吉福が及ぶよう、生活(造形)空間を整えること。


大地は生きている。そこには万物を化成する活力が蔵され、地中には生気が充満している所とそうでない所がある。それをよく見きわめて、生活をより良好ならしめようとする思想および技術が風水であった。


外部環境の「気」を読み取り利用する技法。
(矢山 1993:95)

気と空、無

気の根源は大極の無(タオ)である。仏教における「空」と同じである。
(矢山 1993:242)

引用文献

気の人間学