レポートテーマ:リサーチ・プロポーザル
本学期でカバーされた内容のうち、自分が最も関心のある分野を選び、その分野に関するリサーチ・プロポーザルを作成してください。関心のある事項が複数の分野にまたがるような場合には、複数の分野を盛り込んだものでも構いません。
リサーチプロポーザルのアプローチとしては、以下の2つが考えられます。自分に合ったほうを選択してください。なんらかの実証研究(経験的データを用いた研究、例えば統計資料、質問紙調査、実験、インタビュー調査など)を提案してください。
問題解決型(実務家志望向き)
一般理論構築型(研究者志望向き)
- より応用範囲の広い、すなわち汎用性の高い理論構築(例、モチベーション理論、リーダーシップ理論、採用の理論、報酬設計の理論)のために、どのようなリサーチが考えられるか、提案する。これは多くの場合、既存の理論やモデルを修正したり、洗練化したり、もしくは否定して新しいものに塗り替えたりする作業になる。優れた学術論文につながるようなリサーチプロポーザルであるのが望ましい。そのためには、該当する分野の学術論文に目を通しておくのもよい。
リサーチプロポーザルのフォーマット
アプローチによって違いうるが、例としては、おおむね以下の通り。これに従わなければならないわけではない。
- 分野の設定、問題定義
- 既存の知識の整理(テキスト・文献などから)
- 研究方法、計画、デザイン
- 予想される結果
- 考察、結論
レポートの分量
6000字(A4で5枚程度)以内(目安)
レポートの提出締切
春学期末
レポート作成の参考になる学術雑誌の例(組織管理・HRM共通)
組織科学
日本労働研究雑誌
産業・組織心理学研究
経営行動科学
日本労務学会誌
Academy of Management Journal
Administrative Science Quarterly
Organization Science
Journal of Applied Psychology
Personnel Psychology
Journal of Organizational Behavior
Journal of Vocational Behavior
Human Resource Management
International Journal of Human Resource Management
Asia Pacific Journal of Management