持ち帰り試験のお知らせ

本試験は、本講座でカバーした学習内容に関する理解度およびそれを用いた応用力、思考力をみるためのものであって、正解が存在するものではありません。文脈は適宜自分なりに補いながら、本講座で学んだ知識を最大限に活用して、論理的な議論を展開してください。ただし、断片的な知識の羅列では評価されません。本稿で学習したヒューマンリソースマネジメントの幅広い知識が有機的かつ論理的に結びついて、企業経営におけるヒューマンリソースマネジメントの実践に有益な視角、問題解決へのアプローチの仕方などに生かされていることが評価の条件となります。ヒューマンリソースマネジメントをマスターしたプロフェッショナル(候補)にふさわしい答案を期待します。


問題
最終講義で発表予定


1.企業にとって、自社にとって必要な人材を惹き付けて自社に入社してもらうと同時に、企業に多大な貢献をもたらしてくれる彼ら(彼女ら)をできるだけ長く自社につなぎとめておくことは、とりわけ人材が流動化していくなかにおいては重要となってくる。このような「人材のアトラクション&リテンション」を成功させるためには、どのような点に留意し、どのようなヒューマンリソース・システムを設計すべきか。


2.あなたはヒューマンリソースマネジメントを専門とする経営コンサルタントである。先日、あるクライアント企業から、教育訓練体制の改善についての依頼を受けた。その企業は、将来の経営を担う優秀な経営幹部候補が育っていないようであることに頭を悩ませているようである。あなたなら、どのようなかたちでこのクライアント企業の問題にアプローチし、どのような提案を行うだろうか。


3.ヒューマンリソース・システムの中でも、報酬制度と評価制度は、社内で働く人々のマネジメントを行ううえで非常に重要な役割を担っている。従業員のモチベーションを最大化し、かつ、本人の持っているポテンシャルを最大限に発揮してもらうことを可能にする報酬制度と評価制度とはどのようなものであると考えられるか。あなたが企業の人事制度設計の責任者であるならば、どのようにこの2つをデザインするだろうか。



様式:各設問につき、A4用紙3枚以内。表紙は除く。3問とも解答すること。

締め切り:1月29日(火)(遅れた場合には減点対象となります)

提出先:BE事務室または経済学研究科事務室(教務)


シラバス

ホームワークの実施方法

http://www.mhhe.com/noefund2e/
の左のメニューから、Online Learning CenterのStudent Editionを選択。
該当する章を選択し、Quizを選択。解答・答え合わせをしたのち、結果を送信する。

Tantative Schedule
  1. (10/2) イントロダクション
  2. (10/9) Managing Human Resources, Trends in Human Resource Management
    • 三谷、孟、松岡
  3. (10/16) Analyzing Work and Designing Jobs
    • 山本、氏家、桑江
  4. (10/23) Planning and Recruiting Human Resources,
    • 牧野、山本、廉林
  5. (10/30) Selecting Employees and Planning Them in Jobs
    • 松浦、牧野友
  6. (11/6) Training Employees
    • 上田、浜田、佐野
  7. (11/13) Managing Employees' Performance
    • 安井、江藤、中村
  8. (11/20) Developing Employees for Future Success
    • 孟、楊、大竹
  9. (11/27) Separating and Retaining Employees
    • 安田、山上
  10. (12/4) Establishing a Pay Structure
    • 周、王、笹井
  11. (12/11) Recognizing Employee Contributions with Pay
    • 山中、堀岡、李
  12. (12/18) Providing Employee Benefits
    • 西尾、小田原
  13. (1/8) Collective Bargaining and Labor Relations
    • 横倉、佐志田、菅井
  14. (1/15) Managing Human Resources Globally
    • 景山、川口
  15. (1/22) 予備日