自然の理法

PHP総合研究所について

http://research.php.co.jp/php_right2.html

宇宙に存在するすべてのものは、つねに生成し、たえず発展する。万物は日に新たであり、生成発展は自然の理法である。
人間には、この宇宙の動きに順応しつつ万物を支配する力が、その本性として与えられている。人間は、たえず生成発展する宇宙に君臨し、宇宙にひそむ偉大なる力を開発し、万物に与えられたるそれぞれの本質を見出しながら、これを生かし活用することによって、物心一如の真の繁栄を生み出すことができるのである。
かかる人間の特性は、自然の理法によって与えられた天命である。

松下幸之助と環境

http://panasonic.co.jp/eco/policy/kounosuke/km_0007.html
http://panasonic.co.jp/eco/policy/kounosuke/km_0008.html
万物すべてを生成発展せしめる流れ(自然の理法)に沿っているかぎり、繁栄しつづけるという思想

ふと、はじめての人間はどこから生まれてきたのか、と思ったんや。ずいぶん、あれやこれやと思いをめぐらせた結果、人間は宇宙の根源から、その根源のもつ力によって生み出されたんやと。うん、突然、そうひらめいた。それは、人間だけでない、宇宙万物一切が、この根源から、その力によって生み出されてきたんやと考えた。


宇宙の本質というものは、宇宙の根源の力によって、一切が設営されていると思うわけや。それが宇宙の本質や。その根源力がこの自然を創ったんや。早く言えばね。だから根源力は自然を創り、その自然には数限りない自然運行の法則を与えているわけや。


その根源の力にひとつの決まりがある。それが自然の理法というもんや。そしてその力には宇宙万物すべてを生成発展せしめる力がある。


・・・人間は万物の王者ともいうべき偉大な存在である。すなわち人間は、自然の理法に順応しつつ、宇宙にひそむ偉大な力を開発し、万物に与えられたそれぞれの本質を見出しながら、これを活用し、物心一如の真の繁栄を生み出すことができる。そうした特性を人間はその天命として与えられている。