お知らせ
- 講義予定の変更とアンケートのお知らせ(下の講義日程をご覧ください)
- 講義で用いたスライドをwebctにアップロードしました。
- 10/11の講義に質問内容を提出できなかった方は、10/18の講義開始前に提出してください。
- 教室変更のお知らせ:教室が文系総合研究棟301に変更になりました。
- 10/11の講義に、教科書に目を通したうえで本講義を通じて知りたいこと、疑問に思っていること、議論したいことなどを、A4用紙1枚程度に箇条書きでまとめたものを提出してください。氏名と学籍番号を忘れずに記入してください。
- (紹介)就職活動に役立つ本 ← 著名な経営者の自伝的著書、就職活動の話題、キャリア・デザインなどに関してみなさんが将来のキャリアを考える上で参考になりそうな本を選んであります。
トピックス
- 国境なき就活 若者、片道切符で成長市場アジアへ
- 今年はセカ就=世界意識し就活 3割「外に出たい」
- 機関紙Works(リクルートワークス研究所)
- ジェンダー・ギャップ指数
- 女性がひらく 多様性育み、企業に元気(日経)
- 我が転職人生に悔いはなし(はたらく気持ち)(朝日)
- リストラされない社員になる4カ条 人事のプロが指南(日経)
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- 「自分がこれほど無価値とは」 転職で想定外の苦戦(日経)
- ユニクロ、新卒一括採用を見直しへ 大学1年で採用も
- ツイッター就活、使い方間違えるとピンチに(日経)
- 若者はなぜ「就職」できなくなったのか?―生き抜くために知っておくべきこと
- 創業以来の理念の他はすべて壊していい 人事制度も環境変化に合わせる(日経)
- ボストンキャリアフォーラム
- 旧態依然の就職活動は世界と向いている方向が違う(週刊エコノミスト)
- 労務行政研究所(編) 2011「日本人事 NIPPON JINJI~人事のプロから働く人たちへ。時代を生き抜くメッセージ~」労務行政研究所
- 濱口桂一郎 2011「日本の雇用と労働法」(日経文庫)
- 瀧本哲史 2011「僕は君たちに武器を配りたい」講談社
- TDK、国内外1万1000人削減 円高・タイ洪水で 全従業員の13%、2年間で(日経)
- パナソニック、人員削減前倒し リストラに5140億円(日経)
- 平成23年版 労働経済の分析
- 2011年版ものづくり白書
- 通商白書 2011年版
- 11月13日(日)スタンフォード白熱教室 in 大阪大学
- The Art of Teaching Entrepreneurship and Innovation
- 2020年の人事シナリオ(リクルート・ワークス研究所)
- 成熟期のパラダイムシフト(2020年予測)(リクルート・ワークス研究所)
- 調査研究・提言(日本生産性本部)
- 人口ピラミッドの予測
- 労働市場に関するスライド資料
- 海外生産「拡大」33% 世界で人材拡充8割超(日経記事)
- トヨタ、内定者に海外留学制度 グローバル人材育成(日経記事)
- 三菱商事、20代全社員を海外派遣(日経記事)
- 埼玉県内の中小企業、外国人の定期採用広がる(日経記事)
講義情報
講義日時および場所:火曜4限・文系総合研究棟301
講義資料
- WebCT経由で入手してください。
- https://webct.koan.osaka-u.ac.jp/
講義の目的
就職活動を控えた人、あるいは企業や非営利組織への入社が決まっている人にとっては、企業がどのような採用活動をし、どのような人事(教育、評価、給与や昇進の決定)を行っているのかについて大きな関心を持っていることでしょう。これは、学生の視点(外から、企業の中に入っていこうとする人々)から見た、人材マネジメントへの関心だといえます。それに対して、企業は、経営の視点から、どうすれば自社にとってもっとも必要な(優秀な)人材を獲得できるのか、どうすれば、自社にいる従業員のやる気や能力を高め、本人たちが持っているポテンシャルを最大限に生かすことができるのかに多大な関心を持っています。すなわち、みなさん1人1人は、よりよい職業人生(キャリア)および仕事も生活も含めた人生全般を送りたいという視点で行動するのに対し、企業は、利益を高め、社会貢献を果たし、ますます発展していきたいという視点で行動しています。企業が行う人材マネジメントにおいては、この両方の視点がともに満たされることが企業も人も幸福にすることにつながると考えられるわけです。
本講義では、企業が、経営の視点から、どのように人材の採用や、給与決定、人事評価、教育訓練、昇進昇格、労使関係などを考えているのかを学ぶことによって、皆さん自信が、自分にとって望ましい業界や企業を就職先として選び、有意義なキャリアを築いていくかについてのヒントを得られるようにします。現在のビジネス環境はどんどんと変化しています。そういう意味で、皆さんにとって、将来は単なる過去の延長線上ではありません。したがって、企業の人材マネジメントの現状を学びつつも、これから世界はどう変わっていくのか、その中で企業の人材マネジメントもどう変化していくのだろうか、そして皆さんはそれに対応してどのようなキャリアプランを立てていくのかについても、有用な情報を提供していきたいと考えています。
講義日程(暫定版・変更の可能性あり)
1. (10/4) イントロダクション
2. (10/11) 日本の雇用制度の特徴(1章)
3. (10/18) 経営環境とその変化(2章)
4. (10/25) 人的資源としての従業員(3章)
5. (11/1) 人的資源の調達(4章)
6. (11/8) 企業内人員配置(5章)
7. (11/15) 人材育成とキャリア・デザイン(6章)
8. (11/22) 生産性・業績・人事評価(7章)
9. (11/29) 給与システム(8章)[アンケート調査(1)]
10. (12/6) 企業福祉と退職給与(9章)
11. (12/13) 従業員関係マネジメント(10章)[アンケート調査(2)]
12. (12/20) ゲストスピーカー(労務現場の実際)
13. (1/10) 仕事と生活の調査(11章)
14. (1/17) 国際化と人的資源(12章)[アンケート調査(3)]
13. (1/24) スペシャル・トピックス