持ち帰り試験(Take Home Exam)のお知らせ

本試験は、本講座でカバーした学習内容に関する理解度およびそれを用いた応用力、思考力をみるためのものであって、正解が存在するものではありません。文脈は適宜自分なりに補いながら、本講座で学んだ知識を最大限に活用して、論理的に議論を展開してください。ただし、断片的な知識の羅列では評価されません。組織行動の幅広い知識が有機的かつ論理的に結びついて、組織上の問題を眺める視角、問題解決へのアプローチの仕方などに生かされていることが評価の条件となります。組織行動学をマスターした、組織のプロフェッショナルにふさわしい答案を期待します。


1.あなたは企業において比較的大勢の部下を抱える部門のマネージャーである。いま、あなたの部下の1人が業績不振に苦しんでいる。あなたは、この問題に対し、どのような方法でアプローチし、どのようなステップで問題解決を図っていくか。


2.あなたはある企業の特定の事業全体の責任を負うゼネラルマネージャーである。あなたは、事業上の問題点を改革し、新たな業績向上を実現するためのプロジェクトチームを発足させることを決めた。あなたであれば、プロジェクトチームの人選およびチームの運営方法をどのような考えのもとに行うか。


3.あなたはある企業から助言を依頼された外部の組織コンサルタントである。依頼内容およびあなた自身の組織診断の結果、クライアント企業の問題点は、メンバーの意識が内向きであり、社内政治が蔓延し、組織のいたるところでコンフリクトが生じているために組織の生産性が低下しているということがわかった。あなたは、どのような視点でこの問題を解決するための提案を行うか。


様式:各設問につき、A4用紙3枚以内。表紙は除く。
締め切り:7月25日(水)(遅れた場合には減点対象となります)
提出先:BE事務室または経済学研究科事務室(教務)






携帯電話によるシステムの不具合が解決しましたので、初回時に配布したシリアルコードを用いて再度登録のメールを送ってください。


次回(4/18)までに、全員、テキストの第1章と第2章に目をとおし、内容をざっと理解しておいてください。レクチャーの時間の節約になります。

担当割

2. (4/18) What is OB? Foundations of Individual Behavior

  • 広瀬・浜田・上田

3. (4/25) Values, Attitudes, and Job Satisfaction

  • 山中・足立・景山

4. (5/9) Personality and Emotion

  • 孟・マニコ・江

5. (5/16) Perception and individual decision making

  • 松岡・中村・山本・Kwai

6. (5/23) Basic Motivation Concepts

  • 牧野・松浦・三谷

7. (5/30) Motivation: From Concept to Applications

  • 立花・山之上・金子・上田(翔)

8. (6/6) Foundations of Group Behavior, Understanding Work Teams

  • 川口・小田原

9. (6/13) Basic Approaches to Leadership

  • 宮川・安井

10. (6/20) Contemporary Issues in Leadership

  • 木村・佐野・井出

  (6/27) 休講(講師海外出張のため)


11. (7/4) Power and Politics, Conflict and Negotiation

  • 小笠原・市橋

12. (7/11) Foundations of Organizational Structure

  • 空山・李・廉林

13. (7/18) Organizational Culture

  • 氏家・ファルク