ミックスドシグナル
デジタル信号とアナログ信号を1チップで処理する回路は、ミックスドシグナル回路と呼ばれている。電子機器の小型化・省電力化に重要な技術である。
アナログ技術は、以下の課題がある。
- 設計の自動化が難しい
- エンジニアの技術力に頼った手作業に近い設計
- デジタル技術への傾斜でアナログ技術者の絶対数不足
- 装置内の信号の相互干渉を防ぐのが難しい
- 動作電圧を落とすと深刻な性能低下をもたらす
http://www.dir.co.jp/research/report/hitech/010901hitech.pdf
アナログは連続的変化に対し、デジタルは階段的な変化を意味します。電子回路技術において、アナログ電子回路は元信号を忠実(相似形)に増幅するというような技術で、回路技術の優劣により歪特性やS/Nや回路構成によるコスト差などが生じる技術で、ノウハウや熟練による設計力が発揮できる技術であると言えます。・・・ベテランの回路技術者は独自の回路方式を考案し、それが商品価値やブランド力の向上に繋がりました。
http://www.engineer-style.jp/websemi/05.html