メタファー


コミュニケーション戦略としてのメタファー 認知と行動の観点から
http://clsl.hi.h.kyoto-u.ac.jp/~nozawa/files/2004_nozawa_shibuya_s_mw.pdf

Lakoff & Johnson (1980, 1999)の理論
  • ターゲット領域はソース領域に対して、程度の差はあれ、概念レベルで依存する。
  • ターゲット領域に関する思考・行動は、程度の差はあれ、ソース領域を介して行われる。
  • その結果として、ターゲット領域はソース領域に対して、表現レベルでも依存する。
メタファー翻訳の認知言語学的理論など

http://blog.goo.ne.jp/teki-mizuno/e/5d2af754dcc422f46302fb2d51a78fdf

Zouhair Maalejによると、存在論的メタファー(たとえばコンテナ・メタファー)を使った表現は構造的メタファーを使ったものよりも(メタファーとして) literal訳しやすいという。前者はソース・ドメインからターゲット・ドメインへの「類似写像条件」を満たす。しかし、構造的メタファーの方は「異なる写像条件」の場合、literalには訳せるのだがあいまいでわかりにくいものになるというのだ。ここには汎文化的・汎人間的な基礎経験と、文化固有の概念配置の問題が横たわっているようだ。

メタファーとプロトタイプ

http://kisoron.hus.osaka-u.ac.jp/dataYN/prototype.htm