成果主義に関する調査結果の発表

http://www.jma.or.jp/bin/jma/release/release.cgi?type=contents_20050223

人事部からの回答があった227社のうち、「成果主義的な人事制度を導入している」と回答している企業は83.3%(189社)にのぼり、「導入していない」の14.5%(33社)を大幅に上回った。(⇒図表1−1)


成果主義を導入して3〜10年以下の企業の人事部において、成果主義導入の目的が全社員に浸透していると判断している割合は、4割弱にとどまっている。また、従業員においては目的を理解している割合は3割弱とさらに低い。企業の目的と成果主義の関連を十分に浸透させる努力が求められる。(⇒図表4)


成果主義を導入して3〜10年以下の企業の人事部においても、「適材適所の配置」、「評価に温情的な考慮を入れない」や「降格人事の実施」など、人事制度の運用に関して理想と現実の乖離に悩んでいる様子がうかがえる。(⇒図表5)