雇用機会均等法

雇用機会均等法改正により性別による差別禁止の範囲が拡大されました
http://blog.livedoor.jp/ookumablog/archives/53577422.html

1)男性に対する差別も禁止の対象となりました。例えば、パートタイムの募集や採用を行なうときにも、女性のみを対象とし、男性を対象外とすることは禁止されました。


2)禁止される差別の追加です。従来から禁止されていた「募集・採用、配置・昇進・教育訓練、福利厚生、定年・解雇」に加えて、新たに「降格、職種変更、パートへの変更などの雇用形態の変更、退職勧奨、雇止め」についても、性別を理由とした差別が禁止されました。また「配置」に業務の配分や権限の付与が含まれ、これらについても性別を理由とした差別は禁止されます。


3)間接差別の禁止です。間接差別とは、例えば女性(または男性)を採用・登用しなくても済むよう、女性(または男性)が満たしにくい要件を課すといったことを指します。

参考リンク
厚生労働省「平成19年4月1日から、改正男女雇用機会均等法等が施行されます」
http://www.mhlw.go.jp/general/seido/koyou/kaiseidanjo/index.html
厚生労働省男女雇用機会均等法のあらまし」
http://www2.mhlw.go.jp/topics/seido/josei/hourei/20000401-05.htm
厚生労働省雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律
http://www2.mhlw.go.jp/topics/seido/josei/hourei/20000401-29.htm

(鷹取敏昭)