インターンシップ

インターンシップ等学生の就業体験のあり方に関する研究会報告 平成10年3月
http://www.jil.go.jp/jil/kisya/syokuan/980325_01_sy/980325_01_sy_betten.html

? インターンシップの類型
インターンシップ等と呼ばれている学生の就業体験教育の実施事例をみると、その趣旨・目的から、主な類型として、(イ)資格要件型、(ロ)職業選択準備型、(ハ)学習意欲喚起型の3パターンに大別することができる。

2.インターンシップに期待される効果

〔学生にとっての効果〕

・ 実際の仕事や職場の状況を知り、自己の職業適性や職業生活設計など職業選択について深く考える契機となる。
・ 専門領域についての実務能力を高めるとともに、学習意欲に対する刺激を得られる。
・ 就職活動の方向性と方法についての基礎的な理解が得られる。
・ 就職後の職業生活に対する適応力を高めることができる。


〔企業等にとっての効果〕
・ 学校等との接点が増えることにより、企業等の人材育成や学校教育に対する要望等を学校や学生に伝えることができる。
・ 学校との連携関係を確立し、情報交流を進める機会となる。
・ 学生の職業意識や実務能力の向上、職場に対する理解を促進することにより、学生を実践的な人材として育成することにつながる。
・ 学校や学生、社会に対して存在をアピールでき、長い目でみると人材確保の面で企業等自身のメリットとなる。特に中小企業にとっては、広く学生や学校等から理解され、認知される好機となる。