森林認証と環境ラベリング

ウィキペディアより

環境ラベリング制度とは、環境保全環境負荷の低減に役立つ商品や取組みに環境ラベルを添付する制度のことである。


森林認証制度(しんりんにんしょうせいど)とは、適正に管理された森林から産出した木材などに認証マークを付けることによって、持続可能な森林の利用と保護を図ろうとする制度である。環境ラベリング制度のひとつ。独立した第三者機関が評価・認証する制度である。木材産出地域の森林管理を評価する制度であることから木材認証制度とも呼ばれる。

1993年に林業者、木材引取業者、先住民団体自然保護団体などが集まり設立された国際NGO「森林管理協議会(FSC)」によって、提案された。

林野庁
http://www.rinya.maff.go.jp/seisaku/sesakusyoukai/ninsyou/1.html

森林認証・ラベリングは、独立した第三者機関が一定の基準等を基に、適切な森林経営や持続可能な森林経営が行われている森林又は経営組織などを認証し、それらの森林から生産された木材・木材製品へラベルを貼り付けることにより、消費者の選択的な購買を通じて、持続可能な森林経営を支援する取り組みです。ラベリングした木材・木材製品の流通のために、流通に関与する者は消費者の手元に届くまでの各段階において、認証された森林からの木材・木材製品をそれ以外のものとは区別して取り扱う体制になっていることを認証されること(Chain of Custody認証:CoC認証)が必要です。